スパイシーな地理学者の比較して覚えやすい国旗の話⑪ ~ユニオンジャック系統~
◆自説「国旗の分類」で話しました、国旗のざっくり3つの分類に沿って、引き続き紹介します。
①太陽や星や月など天体が描かれている
②縦でも横でも斜めでも、2色旗・3色旗・4色旗…といった色分けをベースとしている
③動植物やクロスや文字など、天体の他で象徴となるものを中心としている
⇒③動植物やクロスや文字など、天体の他で象徴となるものを中心としているーークロスの組み合わせ・ユニオンジャックとユニオンジャックを取り入れている国旗
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国【イギリス】
グレートブリテン島にある、イングランド・ウェールズ・スコットランドの3国と、アイルランド島の北アイルランドを加えた連合国家。
国旗のユニオンジャックも、イングランド・ウェールズ・旧アイルランドのそれぞれの旗を組み合わせたものとなっています。
ざっくりとした表現で済ませますが、大英帝国時代の名残で、かつての英国の植民地だった国と地域が、英連邦の構成員として、英国との比較的強めな関係性を持っていて、中でもカナダやオーストラリアなどの国々では、今も国家元首を英国の王(現在はエリザベス女王)としています。
国旗の中でも、それが読み取れ、時代の変化と共に減ってはいるが、今も6ヶ国が国旗にユニオンジャックを取り入れています。
ツバル
ニウエ
どれもなかなか鮮やかで格式を感じます☆