世界の六大州のスパイシーな境界事情④ ~世界最大の島・グリーンランドはどこの国?~
世界最大の島・グリーンランド
「グリーンランド」は、日本の約5.7倍もの広大な面積を誇り、位置としては北米州に当たり、北米大陸に属する島々の一部のようになっています。
「グリーンランド」は独立国家ではありません。
パッと見、カナダが有するの島々の一部のように見えます。
カナダの領土で無いとしても、世界最大の島なので、アメリカやイギリスといった相応の大国の属領なのではと思えるほどの存在感です。
知るとちょっと意外に思えるのですが、「グリーンランド」は欧州の「デンマーク王国」の海外領土なのです。
「グリーンランド」は比較的強い自治権を得ており、デンマーク本国の面積にも「グリーンランド」の面積を加えない場合が多いです。
デンマーク領ではありますが、「グリーンランド」はデンマークとは別物扱いといった感じです。
六大州としては、北米州に位置する「グリーンランド」と、欧州に位置する「アイスランド共和国」の間に境界があるのですが、
アメリカ合衆国やカナダといった北米州の大国のすぐ側に、欧州のデンマーク領「グリーンランド」がかなりの存在感!
境界をはみ出し過ぎ!(笑)
北アメリカ・北米州の中の欧州領土
また、超大国・アメリカ合衆国、面積世界第2位・カナダ・人口世界第10位・メキシコの、三大国の存在感はとても大きいですが、
その他の北米州の国々は小さめな国々ばかり。
三大国の存在感と、相反する小国の国々に紛れるようになって目立たないのですが、北米州には実に沢山の、イギリス領・フランス領・オランダ領の島々があります。
六大州の境界というほどではありませんが、北米州の中には沢山の欧州の海外領土があります。
世界の六大州のスパイシーな境界事情③ ~地中海の豆知識とジブラルタル海峡周辺事情~
実は「地中海」は1つだけではありません!
「地中海」と言えば、ユーラシア大陸とアフリカ大陸の間にある海域「ヨーロッパ地中海」を意味している場合がほとんどです。
ところが、地理学・海洋学としては、 「地中海」は、ざっくり言うと大陸や島などの陸地に囲まれた海域を指しています(海洋深層水の流れや塩分濃度による分類など専門性の高めの話は省きます)。
「地中海」の代名詞かつほぼ固有名詞となっているのが、ヨーロッパ大陸(一部アジアまで及ぶので厳密にはユーラシア大陸)とアフリカ大陸に囲まれた「ヨーロッパ地中海」ですが、
地理学者・海洋学者といった方々からしたら、「地中海」は1つだけじゃないし、世界最大の「地中海」は「北極海」なんですけどね。っと、ちょいちょい思っている人もいたり。
※世界最大の地中海「北極海」は、「ヨーロッパ地中海」の約5.6倍もの広さ
※「北極海」を、太平洋・大西洋・インド洋と並ぶ「大洋」の1つと見なす場合と、大西洋に属する「地中海」と見なす場合がある
僕も「地中海」がらみの話をするときは、ついついその前置きをしたくてウズいている者の1人です。
で、結局今回は本場の方の「ヨーロッパ地中海」の話ですが、以降「ヨーロッパ地中海」のことを「地中海」と表記する上で、前置きをしちゃいました。
海の要所「ジブラルタル」
ヨーロッパ地中海(以下「地中海」と表記)の外海・大西洋との出入り口となっているのは、
最短幅約14キロメートルの狭さの「ジブラルタル海峡」で、軍事上・海洋交通上、世界的にものすごく重要な海峡地域となっています。
「ジブラルタル海峡」は、欧州側の「スペイン」と、アフリカ側の「モロッコ王国」に挟まれた地峡で、欧州とアフリカの境界となっていますが、
この「ジブラルタル」という土地は、スペインの中にある「イギリス」の海外領土です。
「ジブラルタル」という土地については、また別の機会に取り上げたいと思いますが、日本でも有名なとある保険会社の名前の由来となっていたり、
ジブラルタルがイギリス領ということは、ある程度は知られた話で、事情はここでは書きませんが、
スペインというなかなかの力がある国家の中に、現在もイギリスが海外領土を保持しているんだなと、やはり世界的な要所をより強く意識する話です。
お互い様!? ジブラルタルと「セウタ」「メリリャ」「カナリア諸島」
「ジブラルタル」という名前が比較的有名で、スペインはイギリスに要所を未だに押さえられているんだな、ということばかりが際立ちますが、
実は、スペインはジブラルタルの対岸の「モロッコ王国」の地に「セウタ」という海外領土を持っているのです!
言葉の表現は合っているかは微妙ですが、何となく漂う「お互い様」な感じ。
よって、ジブラルタル海峡の一部分は、イギリスとスペインが向かい合う、欧州と欧州の海峡になっています。
更にスペインは、「セウタ」だけではなく、モロッコ国内で隣国・アルジェリア寄りに、「メリリャ」という、これまた地中海に面した海外領土も持っていますし、
モロッコの大西洋側の沖にある「カナリア諸島」もスペインの海外領土です。
イギリスのジブラルタル展開もなかなかですが、スペインもジブラルタル海峡周辺の地域にいくつもの要所を押さえていますね。
アフリカの領有権事情
そして、スペインに要所を押さえられまくっているように見える「モロッコ王国」ですが、そのモロッコも南に隣接する自国と同じくらいの面積の「西サハラ(サハラ=アラブ民主共和国)」という地域(日本は「サハラ=アラブ民主共和国」未承認)の領有権を巡る領土問題があり、
アフリカ全54ヶ国が加盟する「アフリカ連合(AU)」に、1984年に「西サハラ(サハラ=アラブ民主共和国)」の加盟が認められた際に、モロッコは反発して脱退し、2017年に再加入するまでの33年間、アフリカ唯一のアフリカ連合未加盟の国家であったくらいです。
ジブラルタル海峡周辺の各国事情を見てみますと、語弊はあるかと思いますが、国力上位の国が南方の国力下位の国へ、ロケット鉛筆方式(?)の様に領土拡大を展開した形跡が現在も垣間見えて、なかなか興味深いです。
欧米列強の支配時代を終え、ほとんどが独立・自治を果たしているように見えるアフリカ大陸に、今は「セウタ」と「メリリャ」がスペイン領として残り、
島としては、スペイン領の「カナリア諸島」の他、マダガスカル島周辺にフランス領の「レユニオン」「マヨット」、大西洋側にイギリス領の「セントヘレナ」「アセンション島およびトリスタンダクーニャ諸島」といった、欧州諸国の海外領土がいくつかあります。
「モロッコ王国」が「アフリカ連合」に再加盟を果たしたとき、「アフリカ全54ヶ国と1地域(西サハラ)が全部揃った!!」と私も大喜びしました。
「ジブラルタル」がスペインに返還されたり、「セウタ」「メリリャ」がモロッコに返還されたりしたら、私も大興奮することでしょうが、ここで書いた「お互い様」感のある話が出来なくなるのも残念だと、やや不謹慎な欲を持っています。
世界の六大州のスパイシーな境界事情② ~スエズ運河で寸断された超大陸~
アフロ・ユーラシア大陸
アフリカ大陸とユーラシア大陸を合わせた大陸の名称です。
通常、別々の2つの大陸として分けて数えることがほとんどですが、アフリカ大陸とユーラシア大陸は「スエズ地峡(ちきょう)」で元々陸続きで繋がっているので、
「アフロ・ユーラシア大陸」という、1つの超大陸と見なすこともできます。
「ユーラフラシア」「アフラシア」という呼びもありますが、こちらはあまり使われていません。
今はスエズ地峡に「スエズ運河」があるため、厳密に言うとアフリカ大陸とユーラシア大陸は “ 陸続き ” ではなくなっています。
アフリカとアジアの境界 ~スエズ地峡・スエズ運河・スエズ湾~
「地峡」についてですが、大雑把に言えば「海峡」の陸地バージョンです。
陸と陸に挟まれた、海が狭くなっている海域のことを「海峡」と言うように、
海と海に挟まれるようになっている、陸地と陸地を繋ぐような地形の地域のことを「地峡」と言います。
エジプトの「スエズ地峡」、パナマの「パナマ地峡」、タイの「クラ地峡」、イギリスの「カレドニア地峡」などがあります。
エジプトの「スエズ地峡」は、紅海(こうかい)・スエズ湾とヨーロッパ地中海に挟まれた地峡で、
「スエズ地峡」の一番細くなっている海と海を結ぶ線が、アフリカ大陸とユーラシア大陸・アジア大陸を分ける境界のようになっています。
ただし、アフリカに属し、スエズ運河を有する国家「エジプト=アラブ共和国」の国土は、スエズ地峡よりも東の「シナイ半島」にまで及んでいます。
「シナイ半島」はユーラシア大陸・アジア側の半島であるので、エジプトは、ユーラシア・アジア側にも跨いで国土を持っていることになります。
以前紹介した、アジアと欧州を跨ぐように国土を持つ「トルコ共和国」と少し似ています。
アジアと欧州の境目ほどの分かりにくさはありませんが、
アフリカとアジアの境界もまた、六大州・大陸を跨ぐように国家が存在しています。
アフリカとアジアの境界 ~紅海・マンダブ海峡・アデン湾~
そして、スエズ地峡とスエズ運河・スエズ湾・シナイ半島から先は、
アフリカ大陸とアジア側世界最大の半島「アラビア半島」に挟まれた海域、紅海・マンダブ海峡・アデン湾を境界のようにして、アフリカとアジアが分かれています。
この運河と海域は、世界的にとても重要な航路で、一時期話題が多かった“ ソマリア沖海賊 ”などによる海の事件もかなり警戒を要するので、
海外に軍事的拠点を持つことなどほとんど想像し得ない今の日本ですら、マンダブ海峡に面する国家「ジブチ共和国」に、
自衛隊の初にして現在唯一の恒久的な海外施設(いわゆる「海外基地」)を構えているほど。
アフリカとアジアの境界は、世界の経済的・戦略的に見て、かなりの重要な地域・海域として、安全と平和のために各国の連携が恒久的に求められます。
ですので、イスラエル・パレスティナ問題や海賊問題を抱えながらも、エジプトやサウジアラビアといったアラブ世界の盟主的存在の国々が、欧米諸国と上手く折り合いをつけてくれていることは本当にありがたいことですな。
世界の六大州のスパイシーな境界事情① ~2025年万博・開催地候補の意外な共通点~
六大州の境界、アジアか?欧州か?
2025年万国博覧会の開催地が、日本国の大阪に決定!!
最終選考まで競っていた都市は、大阪の他、ロシア連邦のエカテリンブルグ、アゼルバイジャン共和国のバクーの、旧ソビエト連邦勢。
3都市ともに、人口100万人を超える国を代表する大都市です。
遠く離れたこの3都市ですが、意外といろいろ共通点があります。
共通点1:候補3都市とも、位置としては “ アジア ”の都市であるということ。
大阪を有する日本、
普段日本人は「私達はアジアの民族だ!」などと意識することはそんなにありませんが、
日本がアジアに分類されることは、言われればほとんどの人が納得するところ。
エカテリンブルグを有するロシア連邦、
首都と主要都市の多くは欧州寄りにあり、国全体としても欧州に分類されますが、
ロシアの中央からまあまあ西方に寄ったところに、ロシアを南北に縦断する「ウラル山脈」があり、ウラル山脈から東側のシベリア地域は、アジア(北アジア)とされており、
エカテリンブルグは、ウラル山脈の東側の麓に位置しているので、アジアの都市とも言えます。
バクーを首都としているアゼルバイジャン共和国、
旧ソ連を構成した共和国の1国であり、ロシアと結びつきが強かったり、国際サッカー連盟(FIFA)の各連盟の中で、アジアサッカー連盟ではなく欧州サッカー連盟側に加盟しているなど、欧州っぽい感じがありますが、
ロシアと西アジアの境界となっている「カフカス(コーカサス)山脈」の南側のアジア側に、アゼルバイジャン・アルメニア・ジョージアの「カフカス3国」は位置しており、
バクーもやはりアジアの都市とも言えます。
共通点2:候補3都市とも、アジアの端側にあり、六大州の境界辺りに位置すること。
エカテリンブルグとバクーは、共通点1での説明通り、ユーラシア大陸の中のアジア州と欧州(ヨーロッパ州)の境界線として扱われている山脈の、アジア側の麓にあります。
大阪は、何かの境界として語られることは特にありませんが、日本全体としてはユーラシア・アジアの極東地域として扱われ、近代史・現代史のことをざっくり取り上げて話せば、日本はアジアにおける西洋資本主義のモデルケースのように扱われていたこともあり、
ある意味、アジアと欧米の境界の国家であり、その国を代表する都市の一つとして、大阪もアジアの玄関口とも言えます。
六大州とは、
①アジア
②アフリカ
③欧州(ヨーロッパ)
④北米(北アメリカ)
⑤南米(南アメリカ)
日本で出版されている地図帳では、大体この順番で紹介されています。
大陸ベースで話をすると「あれ?南極大陸は?」となりますが、南極大陸は南極条約で“ どこの国にも属さない ”とされており、
何等かの研究員や調査員が滞在している他は、定住者無しとされ、一応南極大陸を加えた七大州という用語もありますが、南極を何かの州として扱うことはあまり一般的ではありません。
六大州は概ね、大陸と大陸に付随する島々の集合体で分けられていますが、その境界には諸説あり、
私は基本的に、学校教育で採用されている地図帳を一番の参考に分類はしていますが、地理学者としては諸説を考慮した見方をしようと心がけています。
特に悩ましいのが、同じユーラシア大陸にあるアジアと欧州。
一般的には、先に紹介した「ウラル山脈」と「カフカス(コーカサス)山脈」、そして世界最大の湖「カスピ海」を境界として用いて、
ロシア連邦の欧州側と、シベリア地域・カザフスタン共和国・アゼルバイジャン共和国・ジョージアのアジア側を分けています。
陸の境界の他、海の境界として、ヨーロッパ地中海・エーゲ海・アルマラ海・黒海で、
ギリシャや東欧諸国の欧州側と、トルコ共和国・キプロス共和国のアジア側と分けています。
しかし、トルコ共和国最大の都市・イスタンブールは、アジアと欧州の境目であるボスポラス海峡の両岸を跨ぐように都市圏が広がっていることを始め、
トルコ共和国はボスポラス海峡・アルマラ海・ダーダネルス海峡を隔てた欧州側にも国土を持ち、ギリシャとブルガリアに陸上の国境で接しています。
そして、キプロス共和国は、アジア大陸寄りの島国で、地図帳ではアジアに分類されますが、欧州連合(EU)に加盟しています。
私が地図帳に次いで、アジアと欧州の境界の参考として活用しているものが、
先ほどのアゼルバイジャンの話に出しました、国際サッカー連盟(FIFA)の各連盟への加入状況です。
サッカーは「ボール1つあれば世界中どこででも出来る」と言われ、その最高峰のFIFA・ワールドカップは「オリンピックを凌ぐ世界最大のスポーツの祭典」とも呼ばれているくらい、どんな国・地域でもプレーが可能かつ成功を目指せます。
オリンピックと違い、W杯や世界タイトルの本戦代表を、各大陸の中の競い合いで選出するという特性から、各大陸とその連盟の色が結構顕著に出やすいとされます。
その中で、アジアサッカー連盟と欧州サッカー連盟に、ユーラシア大陸の国と地域がどう加盟しているかを見ると、なかなか面白いです。
ここまで、アジア側の境界として挙げた、カザフスタン共和国・アゼルバイジャン共和国・アルメニア共和国・ジョージア・トルコ共和国・キプロス共和国の6ヶ国ですが、
アジアの国とされながらも、欧州サッカー連盟に加入しています。
ここからも、文化的なことを始め、アジアとも欧州ともとれる由縁を強く感じます。
そしてもう1国、アジアに位置しながら、欧州サッカー連盟に加入している国が「イスラエル国」。
これは「何で?」と言うよりも、「なるほど!そうですよね~!」と、ちょっとばかり不謹慎なくらいの勢いで納得してしまうほど、理由は分かりやすいもの。
ロシア連邦のウラル山脈以東のシベリア地域、カザフスタン共和国・アゼルバイジャン共和国・アルメニア共和国・ジョージア・トルコ共和国・キプロス共和国、そしてイスラエル国、
これらの国・地域をどう見るかが、アジアの欧州の境目の1つのポイントとして考えています。
面白いという表現はやや不適切かも知れませんが、アジアの欧州の境界を考えると、いろんな物語が見えてきますね。
更に面白いことが、アジアと欧州の境界だけでなく、六大州・各大陸全てにおいて、国家と国家とで完全に分断されている訳ではなく、六大州・大陸を跨ぐように国家が隣に張り出していまして、それらは今後別の話で紹介します。
「心霊」は「ファンタジー」であり “ 可能性 ” である
私の「心霊」への想い
地球の “ 世界 ” や宇宙の “ 世界 ” など、科学的に “ 見える世界 ” のことを考えることが好きですと、科学的には “ 見えない世界 ” のことを考えることも、私は好きでして★
「心霊」のこともかなり好きで、小学生のときの一時期は「心霊写真」や「怖い話」の本もめっちゃ読みまくっていました。
普通に怖いものは怖いし、夜に見ると窓のカーテンの隙間をキッチリ閉めちゃうくらいビビりです。
また、私は100歳以上生きることを大事にしています。
ですので、無礼さで寿命を縮めたくないので、見えないものに対する敬意はそれなりにちゃんと大切にしようと、
ふざけた気持ちで心霊をとらえることはしないように努めてきています。
「現実」をどっぷり頑張っている今も、ちょいちょい「心霊」への探究はやっています。
私は「心霊」は全く見えませんし、「心霊体験」も特に認識した覚えはありません。
そして、「霊感」も特に持ち合わせているとは思えません。
見えるなら、じぃちゃんやばぁちゃんとかこの世を離れた親しい人を見れる可能性があるのになぁ~っと、もし見えるならの楽しみを想像することがあります。
見えないし感じる力も乏しいのに、私が「心霊」へ想いを持つワケは…
私はどちらかというと母似です。
母はかなりのビビりで、やや天然ながら妙に現実主義で、心霊などの類いを見えている様子はありません。
一方で父は、14才でバイクを乗り回していたほどのいかつさながら、心霊などの類いが見えるようでして。
別にそれを何かに活かすことはしていませんが、いろんな気配を感じ取ることに長けているのか、言葉が通じない幼児や動物と戯れ、好かれることが上手かったりします☆
母が父を愛したように、私も父のそんな目に見えない能力を無意識に憧れのように感じ取った結果が、私の「心霊」に関心を持っているワケなのかも知れません。
また、母の実家も父の実家もすぐ近くに墓地があり、幼いときからお墓はとっても身近で、毎日のようにお墓にも仏壇にも手を合わせていたので、両家共に霊的にはタフさがあるように思えます。
両家の霊的タフさと母のビビりを受けて、霊的な刺激を安心感を持って楽しんでいる一面もあるのかも知れません。
加えて、霊感のある父に似ている妹にも「心霊」の影響を受けました。
妹は空気感の読みに長け、本当に人渡りが上手く、幼い頃から言い寄ってくる男性が尽きたことが無いくらいの惹きの強さで、現在は3児のママさんです。
私の無いものをいっぱい持っていて、両親の良いところを全部取りしているくらいですが、私はその妹が大好きですし、大尊敬しています。
その妹が読んでいた少女漫画の雑誌に、妹以上にハマってしまったことがありました。
その雑誌には、結構いろんな作品に霊的なストーリーが美しくコミカル描かれていました。
そんな作品に触れたこともそこからも心霊を素敵なファンタジーのように美化してとらえる、私のマインドをつくることにもなっています♪
「心霊」は「現実」に対する非日常の可能性の扉のひとつ
「霊感」を持っていることは、多くの可能性を手にすること
地理学をやっているとより分かるのですが、
旅行が “ 住んでいる世界 ” から離れることで、非日常が詰まった “ 自分の世界を拡げる扉 ” のようになっています。
同様に、心霊もある意味、 “ 住んでいる現実 ” から離れることで、非日常が味わえる “ 自分の想像力を拡げる扉 ” ファンタジーの世界の方でとらえています。
私は「心霊」は見えません。
「心霊」が見えることでの不都合を考えると、無理して見えるようになろうともしてはいません。
しかしながら、見えたら見えたで、科学的に解明されていない・されにくいことの境地を体感できるということ。
もし、私が「霊感」を身に付けられるとしたら。
それは、ある意味 “ 素敵な可能性を手にすること ” である。
と、見えない人の無責任な意見かもですが、そうかなりプラスに考えています☆
「空間」と「宇宙」について考えてしまう “ 問い ” について
今回は、私にとって想像して楽しいけれども考え過ぎてはいけない「問い」について
「問い」その①:空間がどうやって(なぜ)存在出来ているのか?
科学系の学問はそんなに成績は良くありませんでしたが、浅くちょっとだけ広めに科学の知識を得ることはかなり好きです。
学生の頃は、岩石鉱物・天体宇宙・生物植物についての本も、よく好んで眺めて楽しんでいました。
小中高、それぞれの学生時代で科学的な思い出もあります。
小学生時、父が操縦するバイクの後に乗せてもらい、佐賀県の山々で、黒曜石や花崗岩を始めとする岩石採集をしたり。
中学生時、お年玉を貯めて買った天体望遠鏡で月の満ち欠けの写真を撮ったり。
高校生時、地元の海・伊万里湾に生息する天然記念物のカブトガニを主力研究題材とする生物部で活動したり。
私にとって科学は身近で、かつ探究心を掻き立てられる存在でした。
だからでしょうか。
“ 宇宙がどこまで続いているのか ”
“ 宇宙に果てはどうなっているのか ”
という、解明がほぼ不可能とされる話題も、保育園児のときからふわっと関心があり、
専門家では無いながらも自分なりに納得のいく答えを求めています。
年に数回程度の頻度でリアルタイムな科学の進歩を簡単にチェックし続けています。
「 空間がどうやって(なぜ)存在出来ているのか?」
小さな頃から考え続けているこの問いには、いまだに答えが出ていません。
「問い」その②:「果てがない」という概念と「果ての外側」とは?
私は、この「世界」の成り立ちを把握することを好みます。
それは地球の「世界」だけでなく、地球外の「世界」についてもかなり探究心があります。
「宇宙は拡がり続けている」
「宇宙が創成される前(ビッグバン前)は“無(何もない)”の状態」
「宇宙の大規模構造」
など、有力とされる説で「宇宙」のことを知ることで、「宇宙」のことはふわっと無理矢理納得させることは何とか出来ています。
しかし、私にとって更に想像して気持ち悪くなるくらいの疑問が、
「果てが無いという概念をどう理解すれば良いのか?」
「仮に宇宙に果てがあるとしたら、その外側は?」
果ての外側の広がりとなると、一体どう思い描いて理解すれば良いのか…
「宇宙が創成される前は “ 無 ” で、宇宙に外側があるとしたらその外側も “ 無 ” 、『何もない』と考えてください」
という説も耳にしましたが、その “ 無 ” もどんなもので、その “ 無 ” 状態こそ果てなく続いるとはどういうことなのか。
そこまで思いを巡らせると、結局何かが存在すること自体が不思議なことのように思えて仕方ない。
そんな訳の分からない思考に陥ってしまいます。
説明が難しいし、そのことを深く考えている人が周りにいたとしてもどう共有すれば良いかも難しいので、基本は自分の中に留めて、たまに想像するくらいにしています。
「空間」や「宇宙」など、広大なことに対して、深い「問い」が私にくれるもの
たまに想像しては、頭をリフレッシュさせ、考え過ぎて「奇妙な世界」でも見たかのような、ちょっと気持ち悪い状態になる。
そして、「奇妙な世界」から「現実の世界」に意識を戻すと、存在出来ていることの不思議さと、日常を生きていることの有り難さを再認識します。
そして、気合いが入るって程ではありませんが、
「まぁ~自分の努力で何とかなることを頑張っていきますかぁ~」
って、軽い再起動がかかります。
スパイシーな地理学者の比較して覚えやすい国旗の話⑳ ~象徴となる紋章
象徴となる紋章や文字☆
どれも国の威信を感じる格好良さ♪
◆自説「国旗の分類」で話しました、国旗のざっくり3つの分類に沿って、引き続き紹介します。
①太陽や星や月など天体が描かれている
②縦でも横でも斜めでも、2色旗・3色旗・4色旗…といった色分けをベースとしている
③動植物やクロスや文字など、天体の他で象徴となるものを中心としている
⇒③動植物やクロスや文字など、天体の他で象徴となるものを中心としているーー象徴となる紋章や文字。
カンボジア王国(東南アジア)
ケニア共和国(アフリカ)
レソト王国(アフリカ)
スロバキア共和国(欧州)
バチカン市国(欧州)
ベラルーシ共和国(欧州)
ポルトガル共和国(欧州)
リヒテンシュタイン公国(欧州)
以上、国旗の話20話までで、重複もありますが、197ヶ国の国旗紹介コンプリートです♪